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CC-Link学習システム:MFS-CCLink

CC-Link学習システム:MFS-CCLink

CC-Linkを使用したネットワーク構築技術の学習装置

現在、FA構築に当たり、CC-Linkは欠かせないものとなっております。ネットワーク技術開示により、国内外の多くのメーカーが豊富なCC-Link対応製品を開発しており、CC-Linkの学習はFA構築に当たり必須となっております。
本装置は実際に三菱電機のFATECトレーニングで使用されている機器を使用し、CC-Link及びCC-Link IE Controlの学習がこのセットのみで可能となっております。
また、本装置は三菱電機のiQ-RシリーズのCPUを使用しております。FATEC教育用テキストを使用して学習が可能です。

特長

●GOTが設置されておりますので、スイッチ、ランプを自在にデザインし作成することが可能
●実際の工場同様、マスタ局、リモート局、ローカル局を設置し、データのやり取りの流れを学習することが可能

構成機器
MELSECQ用iQ-R実習装置(マスタ局)
MELSECQ用iQ-R実習装置(ローカル局)
リモート局
CC-Link IE Controlとは

下記のネットワーク階層にて示しますように、CC-Link IE Controlは上位のコントローラレベルに位置し、大規模なコントローラ分散制御と各フィールドネットワークを束ねるギガビットEthernetベースの基幹ネットワークとなります。

CC-LINKとは

CC-LINKは省配線、低コストで分散したシステムを構築するデータリンクシステムです。バス型ネットワークにより、コンベアラインや機械装置などの設備機器に各ユニットを分散して設置できるため、システム全体を省配線化できます。

下記は工場にて実際に使用されている一例です。工場の統括制御盤から各ラインを統括するPLCへはCC-LINK IE Controlを使用し、各ラインのブロック内での信号のやり取りはCC-LINKを使用しています。

使用テキスト

FATECにて使用している以下のテキストを使用できます。
○ SH-081572-A「CC-Link(GX Works3版)」
○ SH-081573-A「CC-Link IEコントローラネットワーク(GX Works3版)

学習概要

○マスタ局-リモートI/O局間の交信
ON/OFF情報(リモート入力RX、リモート出力RY)のみでの交信の学習
任意のスイッチを入れ、任意のランプを点灯させます。
○マスタ局-リモートデバイス局の交信
ON/OFF情報(リモート入力RX、リモート出力RY)及び数値データ(リモートレジスタ)での交信の学習
GOT上の数値を使用してデジタル値の入出力を行います。
ボリュームコントローラを調整してデジタル値に変換した電圧値をタッチパネル上に表示できます。
○マスタ局-ローカル局の交信
ローカル局のiQ-RシリーズのCPUと繋げ、ビット情報(リモート入力RX、リモート出力RY)及びワード情報(リモートレジスタ)によりデータのやり取りがN:Nでできます。

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